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革作家の5(ご)の葉子さんが福岡に来ます。

ILOITOO
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グアテマラの手織物と刺繍のレディースファッションブランド、ILOITOO(イロイト)です。イベントや新商品についての情報など発信していきます。

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この前、7月の大阪出張について
阪急うめだとhosetel 64 Osakaでのワークショップに触れて
書かせていただきましたが、その時も登場している方、葉子さん。

今回は、現在開催中のBeretでの販売会で、
ワークショップのマエストラ(講師)をしてくれる、
革作家の5(ご)の葉子さんとのお話をつらつら書いてみようと思います。

葉子さんとは、2012年秋大阪で出会いました。

そうそう、私たちが福岡→大阪→東京を展示会巡回計画をしていた頃。
福岡(dai-tu)の次の大阪はHostel 64 Osakaで!
ということで、2012年10月、担当の方との顔合わせや諸々視察をかねて行ったときのことでした。
そのホステル、64(ロクヨン)で葉子さんとも出会い、
交流する中で革小物作ってるとのことで、最初に作品を見せてもらったのが始まりで、
うわ!一緒に作ってみたい!
と思ったのでそこから、ilo itooとコラボレーションアイテムを
作ってもらうようになりました。
http://iloitoo.jp/blog/1368

葉子さんは、
元々イギリスで靴職人の師匠から革細工を習った作家さんで、
今は大阪で主に植物なめしの豚革を使ってバッグやお財布、ケース、アクセサリーなどの小物を作って、
受注制作やマーケットに出展したりしています。
http://gokawa.hatenablog.com/

とにかくその色使いと、葉子さんの雰囲気からも出てるハンドメイドのやさしさと、
その超ミニマルなデザインが私はとても大好きです。

これまで、
ilo itooでもハンドバッグ、靴下、お財布、ベルト、手帳カバー、カードケース、ポーチetc…
と様々なアイテムを、福岡と大阪の遠距離の中試行錯誤しなが作ってました。
http://iloitoo.jp/product/type/piel

現在”5”アイテムファンなilo itooのお客さんも増えて、
販売会に来られる度に使い古されてくお財布を見るのが、
個人的にも楽しみだったりしてます。

…でも! やっぱり直接会って、2人であれこれ手を動かしたい!
ということで7月は泊まりがけで共同制作をしてきました。

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大阪では、これまでのアイテムの修正や改善方法をさぐりつつ、
newアイテム作り。これらが課題でした。

泊まり込み合宿で朝から晩まで。
また新たな発見や学びがたくさんありました。

葉子さんとのフィーリングにドキドキ。

布と革を合わせたクラッチバッグを作る時、
「いつも私が色選んでるんで、アヤさん選んでください」と言われたので、
アレコレ言いながら最終的に選んだ色を見て、
「私もそれだなと思ってました。選ぶ過程・考えた事も自分とおんなじでしたー。」
なんて言われて、ドキー。
モノ作りでのこういった波長は妙にドキドキします。
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そして葉子さんの職人さばきの腕前にもドキドキ。

作業開始となると、
スモックに着替えてきた葉子さん。
革を縫い合わせるシーンではおもむろに
手ぬぐいをヘアターバンのように頭にまき、
革を固定するためにクラムという木製のものをひざで挟み、
サササーっと手早く、縫っていきました。
職人フェチにはたまらないシーンでした。
手慣れた様子で革を裁断する時も素敵でした。
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…と、うっとりしながら、
縫製の手法やサイズ感・風合い、使用感などなど
どんなのがかわいくって、欲しくなるか、使いたくなるか、
手を動かしながら考えます。
一口に”布と革を合わせたクラッチバッグ”、といっても
本当に奥が深く、頭で完成形ができていても、それを形に起こすのが本当に大変。

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夜21時をまわり、
材料もなく、先が進まなくなったので、
突然降られる雨の中、チャリンコを走らせ餃子屋へ。
たらふく食べて、モノ作りの話から最近のアレコレの話を閉店まで。

翌日は材料の買い出しに、2人御用達の町、問屋街の本町界隈へ。
お互いの専門、革と布それぞれの素材の特徴を生かした
最善の手法と材料を探ります。

帰ってまた縫って…とすること2日で、
なんとか希望の形が出来上がりました。
ようこさんにも手伝ってもらった64ワークショップで
さっそくそのクラッチバッグを展示すると
気に入ってオーダーしてくれた方がいました。
2人顔おあわせてニッコリ。

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微妙な色のニュアンス、素材感、サイズ感、ディテール…
と本当にモノ作りは奥が深いです。
その上革と布という、異素材を組み合わせたときの難しさと面白さ。

彼女とはなんといってもフィーリング。
“なんかイイ”、というものがとても似ていて、作業が楽しいです。

大阪弁でのんびりはんなりとおしゃべりする葉子さんはとっても癒されるし、
ふんわりしているようで、モノの奥深いところを見ている葉子さんは
作家としても、女性としてもとっても魅力的な人。

そんな葉子さんが、
福岡に来てくださるということで、
急遽、ワークショップをしてもらうことになりました。

27,28日と平日の2日間ですが、
私オオクボと葉子さんが在店し、
布や革を、切ったり貼ったりと手を動かして
お気に入りのヘアゴムとブローチを作っていきます。

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このデザインも葉子さんによるもので、
素材感をいかしつつ、なるべくシンプルに。
色合わせを楽しんで革だけ組み合わせてももちろんかわいいし、
布と革もとってもかわいいですね。

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marubrooch

今回は、2つ作って1,500円とかなりお得!!

福岡で、葉子さんと一緒に手作りするワークショップ。
またとないチャンスですので
ぜひ、お仕事がお休みの方、
主婦の方や学生さん、などなど
ぜひご参加下さい。

[革と手織物を使ったヘアゴムとブローチ作りのワークショップ]
日時:2014年8月27日(水)・28日(木)
時間:①13:00~②15:00~③18:00~ (約30分)
参加費:1,500円(ヘアゴム1つとピンバッチ1つの材料費含む)
定員:各回6名
場所:BERET atelier de blue 福岡市博多区店屋町4-8 蝶和ビル205
お問合せ・ご予約先:info@iloitoo.jp
タイトル 『ワークショップ参加希望』
お名前・お電話番号・参加希望日・人数をご記入下さい。

2人でゆる~っとやっている予定ですので、
予約制にはしてますが、
当日飛び入り参加もOKですよ!

お気軽にお問合せ下さい。

…と、
64での出会いから、こんな風にして、
ilo itooの革小物が生まれたのでした。

ぜひ、作り手さんに会いに、
27,28日はBeretにお立ち寄り下さいね!!

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