大久保の思うこと

中南米のいいところを知ってほしい。

Aya Okubo
Aya Okubo

ILOITOO(イロイト)の代表。経営者であり、プロダクトデザイナー。グアテマラのことや、日々のできごとを綴っています。

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先日リョータくんという男の子がilo itooに遊びに来てくれました。
彼はお父さんの仕事の関係でエルサルバドルで生まれ、ホンジュラス、グアテマラ、ニカラグアで大きくなり、今、日本の大学に通っています。
ご両親は日本人なので国籍は日本。
でも、彼は自分の事を「日本人です。」とだけ言うのはちょっと違うな~と思うのだとか。

そんな彼が何でilo itooに遊びに来てくれたかというと、
あまりに中南米の事が日本で知られていないのがもどかしくて、何か出来ないかなと色々調べていた時にたまたまilo itooの活動を知ってコンタクトを取ってくれたから。

話を聞くと、中米を転々としていた彼は高校生活を過ごしたニカラグアが大好き。
だけど、日本で「ニカラグア」というと「アフリカの国?」と言われてしまうのが「違うよ~!」って思ってしまって毎回そのやり取りにストレスを感じると。

私たちも納得。
「グアテマラ」と言っても日本ではあまり知られていないので「そうだよね~。」と頷くばかり。

そんな彼も小学生の時に日本に帰ってきたらめちゃくちゃ便利で、
特にコンビニが大好きだったからもっと日本にいたいと思ったそう。
でも、今日本の大学に通い始めて見えてきたのが中米のいいところ。
例えば、
家族を大切にすること。
お金がなくてもみんな生活を楽しんでいること。
ドアを開けてあげたり、席を譲ったりが当たり前だということ。
色々な場面で自分の考えていることをはっきり言えること。  などなど。

これにも納得。「そうだよね~。」

でも、日本から遠く離れた国の事を知ってもらうにはその国出身の有名人なんかがいない限り難しくって、私たちも地道な活動でちょこっとずつグアテマラを知ってもらっているよ。と話すと、通っている大学でラテンイベントをやろうと思うと宣言してくれました。

彼とそんな中米あるある、日本あるあるの話をした後に、
今度はグアテマラツアーの参加者さんからお手紙をいただきました。
その中にこんな一文が
「ツアー中はぎっしり中身がつまりつつも、のんびりぜいたくな時間をすごしていたんだなぁと改めて感じます。あの時感じた”いい感じ”を口で説明するのはなかなか難しく、旅の話を聞かれて伝えきれないもどかしさもあります。」
言葉でも写真でも伝わらない、あの空気。
そうなんです。
私たちも伝えきれないところがあるから体感して欲しくってツアーをしています。

もちろん、日本もとてもいいところで大好き。
でも、中南米もいいところ沢山あるから知ってほしい。
日本を知っているだけではもったいないこの世界の面白さ。
比べてわかるそれぞれの良さ。
中南米に興味を持って訪ねてくれる人がもっと増えればいいなと感じたここ数日の出来事でした。