1 de noviembre es “Dia de muerto” en Guatemala.
11月1日は死者の日でした。
死者の日は日本でいうお盆のようなもの。
朝からコロナと呼ばれるお花飾りを女性達が手づくりして
お墓へ行く準備を進めます。
この2人はホセフィーナのお姉さん達。
グアテマラの人たちはこういった飾りづくりもセンス抜群で
市場でお花を買ってきて自分たちで手づくりしてしまいます。
黄色いお花はマリーゴールド。
昔から強い香りで死者を清めるのに使われていたようで
flor de muerto(フロール・デ・ムエルト=死者の花)と呼ばれ、
死者の日には必ずこのお花が使われます。
お花飾り完成。
お香とセットでお墓に持っていきます。
日本のお線香とお花みたいですね。
ここがsementerio(セメンテリオ=墓地)の入口。
ひらひらの飾りがお祭り気分。
グアテマラはお墓までカラフルでポップなので
日本のお墓のようにおどろおどろしいお化けが出るような雰囲気が全く感じられません。
夜だって子供から大人までみーんなでお墓へ向かいます。
お墓についたら、お墓を松の葉、お花、蝋燭で飾り付け、
お香を焚いてご先祖様を迎えます。
松の葉はグアテマラの冠婚葬祭に欠かせないもので
独特の香りが特別な日の雰囲気を醸し出します。
お父さんのお父さんはね・・・とか、
おじいちゃんのおじさんがねとか、
みんなで親戚の昔ばなしをしたり近況を語ったり、
時にはお墓の上に座り込んでひとしきりみんなで語り合う。
話題も尽きなければ時にはみんなで大笑いしたり、
一家の中で必ずおしゃべり好きはいるもので
とにかくみんなでゆっくり楽しい時間を過ごします。
そうしてひとしきりしゃべった後、
家路につき、薪のにおいで満ちた台所へ。
そこで椅子を持ち寄って火を囲み、甘くて温かい飲み物を飲む。
この幸せ。
忙しい毎日にほっと一休み。
気持ちを休めることが出来たとても素敵な一日でした。
何よりも家族を大切にするグアテマラの人たちの大切な死者の日は
お祭りのごとく楽しげで、
夜遅くまで続くのでした。