グアテマラツアー5日目。
いよいよilo itoo生産者とのふれあいの日。
定番のフリフォーレスとトルティーヤにこの日はフルーツも食べて、
貸切りボートで対岸のサン・フアン・ラ・ラグーナへ向かいます。
この時期は乾季のはずが、今年はまだ完全には雨季が終わっていなくてあいにくの曇り空。
でも、しばらく進むと虹が見えました。
グアテマラは色んな意味で虹の国。
虹を見るといいことがありそうな気がするから不思議です。
約40分ほどでサン・フアン・ラ・ラグーナへ到着。
サン・フアン・ラ・ラグーナの船着き場では、
伝統の民族衣装の絵と、
その後ろに”眠るインディアン”と呼ばれるインディアンの横顔のような山がお迎えしてくれます。
船着き場から急な坂を上って、
工房のある町の中心部へとことこ。
近づくにつれて何やら伝統楽器の音が。
”近くで何かイベントがあってるのかなー”と思っていると、
なんと、私たちのために内緒で歓迎の音楽を仕込んでいてくれたのでした。
こちら、伝統楽器チリミーヤとトゥフを奏でるおじいちゃんたち。
この町でこの楽器を演奏できる人は限られていて、
このお2人はお祭りには必ず呼ばれるのだそう。
『ようこそ~』と開かれたドアを入ると、
工房の中はお祭りのときのように松葉とお花で飾られ
民族衣装まで飾られていました。
色々とみんなでアイデアを出し合って飾り付けしてくれたようで、
みなさんも、私たちも感激。
ホセフィーナが歓迎のあいさつをして、
『みなさんにプレゼントがあります』と一人ずつ名前を呼び、
名前入りのミサンガをプレゼント。
それから、工房見学。
ここではこんな仕事をしています。
と管理者のホセフィーナがみなさんをご案内。
それぞれが持ち場について日頃の仕事の様子を見せてくれました。
続いて、希望者の方に織物体験などもしてもらった後、
みんなでお昼ごはん。
オオクボがこの日をどれだけ夢見ていたか、
日本のお客さんとグアテマラの生産者を繋ぐツアーが実現出来た喜びをみなさんにシェア。
それから、ご飯を食べながらおしゃべりタイム。
ツアー参加者のみなさんからも、
工房のメンバーからも色々な質問や話が出て、
さすが女子、恋愛の話まで流れていき、
あれやこれやと楽しいひと時になりました。
食事の後は民族衣装体験。
メンバーが家にある民族衣装を持ち寄ってくれ、
全員に着付けてくれました。
みなさんよくお似合いで、
そのまま近くの教会までお散歩。
ここでものんびり、思いついた質問をしてみたり、
信仰について尋ねてみたり、
あっという間に時間は流れてぼちぼちと工房へ。
言葉が通じないはずなのに、
いつの間にか楽しそうに話をしているメンバーと参加者のみなさん。
今日はこの町に泊まるけど、メンバーとはここでお別れ。
最後はハグで名残を惜しみつつ、ホテルへと向かいました。
夜、ツアー参加者のみなさんをホテルへと送ったあと
工房に残っていたホセフィーナ、マリアと雑談。
『みんな楽しんでくれたかしら?』
『何て言ってた?』と心配するホセフィーナ。
『大丈夫、みんな喜んでくれてたよー!』と話していると、
ホテルからお湯が出ないと連絡が入ったので
マリアと2人、星のまたたく夜道をホテルに走ったタカザキ。
ついにグアテマラの洗礼か。。。と思っていたら、
参加者のみなさんその洗礼をものともせず受け入れてくださって、
5日目もなんとか終了。
満点の星に見守られながらベットへと向かったのでした。