グアテマラツアー6日目。
グアテマラ伝統料理教室の日。
お邪魔したのは、ilo itooのタカザキが2年間ホームステイしていたガルシア一家。
ママのホセフィーナは料理上手で気配り上手、
安心してお客様をお連れ出来るグアテマラのお家です。
今回はペピアンというグアテマラ全土で晴れの日に食べる煮込み料理を教えてもらいました。
まずは、材料調達から。
市場で人参、ジャガイモ、トマト、ミルトマトなどの野菜に、
鶏を丸ごと1羽、
乾物屋さんでゴマとカボチャの種、唐辛子を購入。
鶏はぶつ切りにして、ネギと塩で茹でます。
買ってきた野菜のうちジャガイモ、ニンジン、インゲン、ウリは大き目に切ってお湯で茹で、
残りの野菜は薪のクッキングストーブで炙ります。
野菜が焼けるのを待つ間、フライパンでゴマとカボチャの種を炒って
博物館に展示されているような石臼でごりごり挽きます。
炙った野菜も焦げごとごりごり。
昔は全部この石臼で細かくすり潰していたそうですが、
大変なので残りは文明の利器ミキサーで一気にペースト状に。
たっぷりのパクチーも炙ってミキサーに入れました。
ペーストになった野菜をしばらく煮込む間に今度はトルティーヤづくり。
野菜の焦げがついたオーブンを石灰を溶いた水でお掃除して、
茹でたトウモロコシを挽いたマサという生地を手で薄く伸ばして焼いていきます。
トルティーヤが出来たら、ペピアンの仕上げ。
茹でた鶏肉をペーストの中に入れて絡ませ、
茹でた野菜と炊いたお米の上にかければ出来上がり。
この日はパイナップル入りのハイビスカスジュースと一緒にいただきました。
美味しかった~。
家族っていいなとつくづく感じさせてくれるグアテマラの人たち。
優しい家庭の味にみなさんにもグアテマラの温かさを感じてもらった一日でした。