グアテマラツアー2017 現地プログラム2日目。
ilo itoo工房見学とコーヒー農園ツアーの日。
朝からいいお天気で皆さんここぞとばかりにお洗濯。
朝食は湖を臨むホテルのテラスで。
トルティーヤ(トウモロコシの粉を焼いたもの)にフリフォーレス(豆の煮込み)、
スクランブルエッグにチーズと茹でたプラタノ(調理用バナナ)で定番朝ごはん。
それから、ホテルに迎えに来てくれたアメリアについて工房へ。
細い路地を進んで、工房に近づくと聞こえてくる笛と太鼓の音♪
扉を開けると『ようこそ。サン・フアン・ラ・ラグーナへ』の文字。
今年もお祝い事に欠かせないチリミージャ(笛)とトゥフ(太鼓)のおじいちゃんたちは健在で
サン・フアンに伝わる伝統音楽で私たちを迎えてくれました。
工房についたら、歓迎の言葉とお互いの自己紹介にプレゼント交換。
参加者の皆さんにも日本からのお土産を持ってきて貰っていたので、
「こんなに遠くまで来てくれてありがとう。大したものは用意出来ないけど、使って貰えたら嬉しいです。」と工房のみんなが用意してくれたサン・フアンの織物と交換して貰いました。
それから、工房での仕事の説明。
誰がどんな仕事をしているのか、どうやってilo itoo商品は出来ているのか一つ一つアメリアが説明してくれました。
参加者のみなさんは熱心に質問したり写真を撮ったり。
普段は語られない仕事の難しさなど、私も説明を聞きながら彼女たちの仕事ぶりを知ることが出来ました。
その後は織物体験をしてもらったり、民族衣装に着替えて街歩きしたり、おりがみしたり、
言葉は通じないけど、みなさん工房メンバーと和気藹々コミュニケーション。
笑顔の絶えない和やかな雰囲気。
この日はilo itooメンバーのフロリンダが急きょ工房に来れなくなってしまったので、
代役として娘のチェイビーちゃんが来てくれたのですが、お世話上手で大活躍。
チリミージャ(笛)のおじいちゃんは彼女の本当のおじいちゃん(お父さんのお父さん)で、
グアテマラの家族の温かさも参加者の皆さんに感じていただくことが出来ました。
最後はみんなで記念撮影。
みんないい笑顔。と言いたいところですが、
カメラ慣れしている若者と真顔のマリアやおじいちゃん達のコントラストが時代の流れを感じます笑
昼食をはさんで午後からはコーヒー農園見学。
ガイドさんについてコーヒー畑を歩いて、グアテマラのコーヒーの歴史や赤い実がコーヒーになるまでの行程を見せて貰いました。
グアテマラにコーヒーが導入された頃は先住民は労働者としてとても酷い扱いを受けていた過去がありますが、今は世界に名だたる美味しいコーヒーの産地としてみんなにとって貴重な収入源となっています。
こちらもみなさん興味津々。
ガイドさんの説明に聞き入っていました。
最後は淹れたての美味しいコーヒーを飲んでツアー終了。
コーヒーツアー中に雨がぱらぱらしてきたのでみなさん洗濯物の心配をしていましたが、
昨日のニコラス君が取り込んでくれていてセーフ。
グアテマラでは”洗濯は女性の仕事”と、洗濯物を扱うのを嫌う男性もいるのですが、ありがとうニコラス君。
お陰で助かりました。