16日から開催した日本家屋での展示会。
今回で、ilo itoo第6回目の展示になります。
これまでの展示方法・空間と異なり、 純和風の空間に中米グアテマラの伝統織物が どう混ざり合うのか…
初めての試みです。
私も大好きな日本家屋。
この日を楽しみにしていました。
展示会開催のため何度も足を運び、その家の外観から内部までをまじまじと観察していましたが、
日本家屋の無駄のない合理的な構造に改めて気づかされました。
本当によく計算されて作られているなと。
畳み一畳分の大きさがすべて基準になって作られていて、
それに合わせて全ての寸法が決められている。
建築は学生の時にほんの少しだけかじった程度で、 何を語れるわけでもないのですが、
展示物の設置などをしていてふっと感じました。
畳といい、ふすまといい、障子といい、窓といい、 とにかく四角の連続。
この四角空間が日本の家の雰囲気を作り出しているなあ、
とすっかり見とれてしまいました。
そんな空間にグアテマラの四角の手織布。
鮮やかな色彩で繊細に作られた模様は、 縦糸と横糸によるドットで形成されています。
小さく小さくみると四角のドットの世界。
それらが繋がり合わさって、四角い布が織りあげられる。
地球の裏側にある中米グアテマラの国の手織物が
不思議とよく馴染みます。
ぜひそんな日本の家の魅力を感じてもらいながら、
グアテマラの伝統と融合された空間を
楽しんでいただきたいです。
今回は9日間の展示で20日の祝日もはさみ24日の日曜まで開催です。
少し暖かくなってきて、菜の花が咲き春の訪れを感じる今日、
ライブがてら遠賀町の高崎邸にゆっくりしに来て下さい。
おいしいグアテマラコーヒーと共に皆さんのご来場を楽しみにしています。