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岩田屋定番コレクションとグアテマラのたとえ話。

ILOITOO
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グアテマラの手織物と刺繍のレディースファッションブランド、ILOITOO(イロイト)です。イベントや新商品についての情報など発信していきます。

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こんにちは。

2週間ぶりのブログ更新になってしまいました。

ilo itoo、
昨日無事一週間の岩田屋定番コレクションを終えることが出来ました。

足を運んでくださったみなさん、
本当にありがとうございました。

岩田屋定番コレクション、
噂に違わずお客さんの期待度が高く、
特に初日は開店から満員のお客さんを乗せて7階まで
エレベーターが何往復したかわからないくらい。

岩田屋のみなさんも、出店者のみなさんも士気が高く
みんなでこの看板イベントを盛り上げている感じがしました。

定番コレクションの前に、
グアテマラから帰国中の友人に会っていたのですが、
グアテマラで働いているその友人との会話と
定番コレクションへの出展とでグアテマラで聞いたこんな例え話を思い出しました。

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市場で蟹を売っている人がいました。

その人の前には蟹の入った箱が2つ。

片方の箱には蓋がしてあり、もう片方には蓋がありません。

ある人がその人に
「何でこっちの箱には蓋がしてあるのに、そっちのには蓋がないの?」
と尋ねました。

するとその人はこう答えました。

「こっちの、蓋がしてある箱は日本の蟹が入っているんだよ。
日本の蟹はみんなで協力して箱から逃げ出そうとするから
蓋をしておかないといけないんだよ。」

「そっちの箱にはグアテマラの蟹が入ってるんだ。
グアテマラの蟹は一匹がうまく箱から出ようとすると
みんなで引きずり落としてしまうから蓋をしておかなくても大丈夫なんだよ。」

と。

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誰が作った話で、
何でグアテマラとの比較対象がアメリカやスペインなどでなく
日本なのかはわかりませんが、
初めて聞いた時はうまいこと言うなーと思ったものです。

何か共通の成功させたいことがある時、
妬みは結局は自分のためにもならない。

グアテマラでは結構、
人の成功を阻止しようと大切な資料を廃棄したり、
技術を教えなかったりということがあるので、
こういう場面ではやっぱり日本の蟹の方がいいよなーと思った定番コレクション。

お陰様でilo itooも1週間を実りの多いものにすることが出来ました。

お客さんにも、岩田屋さんにも、出店者のみなさんにも
Muchas gracias!!!です。

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