グアテマラの民族衣装、
女性が着ている上衣を”ウィピル”、巻きスカートを”コルテ”といいます。
伝統的にウィピルは縫い取り織という手法で織られ、
刺繍のように見える柄は織りながら横糸をかけていくことで生まれます。
これはシェコショルという村に行ったときの写真。
先住民の村に行くと今でもこんな風に女性が織物をしている姿を見ることが出来ます。
このおばあちゃん、着ている衣装と織っている衣装の柄が一緒なのがわかりますか?
これはこの地域に伝統的に伝わるもので
おばあちゃんは何の図柄も見ずにこの織物を織っていました。
グアテマラでは伝統的な模様が村や地域によって違うので、
柄を見ると大体どこのウィピルかわかります。