日本は今、お盆の真っただ中。
故郷に帰省している方も多いのではないかと思います。
時期は違いますが、グァテマラにもお盆と似たような習慣があります。
11月1日Dia de los Santos.(聖人の日)とかDia de los muertos.(死者の日)と呼ばれるその日は
グアテマラでも家族みんなでお墓参りをして亡くなった人の思い出を語ります。
日本のお墓はお化けでも出そうなちょっとこわ~い雰囲気がありますが、
グァテマラはお墓までカラフル。
地面には松の葉が敷き詰められ 色とりどりのお花が飾られます。
死者との交信を意味する凧揚げもあちこちで見られたり。
由来はわかりませんが、年に一度この日しか食べない料理もあり、
赤くて目を引くビーツをはじめ、チョリソー、人参、レタス、玉ねぎ、いんげん、カリフラワー、ラディッシュ、チーズ、鶏肉などなど、
ありとあらゆる食材を盛り込んだフィアンブレと呼ばれるマリネのような食べ物をみんなですこしずつ分け合って食べます。
グァテマラの人たちは家族をとても大切にする人たち。
この日一日お墓は人でごった返し、老いも若きもみんなで思い出話に花を咲かせていました。
ただ、この日私が驚いたことが一つ。
グアテマラの人たちはお墓の上に座ります。
大切にしてるんだかしてないんだか、その辺の感覚は少し私達とは違うなと思ったグアテマラのお盆でした。