グアテマラツアー4日目。
旅行後のアンケートで3日目のトドス・サントスが
とても不思議で好きだったというコメントがあったほど、
印象的だった前日の旅。
『イロイトーと行く、グアテマラの死者の日と生産者とのふれあいの旅』
一つ目のメインが無事終了しました。
4日目はそんな前日の余韻に浸りつつ、
今度は生産者の住むサン・フアン・ラ・ラグーナに向かうため、
ウエウエテナンゴから
サン・フアン・ラ・ラグーナの対岸の町パナハッチェルへ。
③のウエウエテナンゴから⑤のソロラを通って、⑥のパナハッチェルへと移動します。
途中、運転手のオスカルさんが
『道をはずれちゃうけど、近くに有名な教会があるよ。』と教えてくれたので
ちょっと寄り道。
連れてきてくれたのは、サン・アンドレス・シェクルという町の黄色い教会でした。
メキシコでは見たことがあるけれど、
グアテマラでは珍しいカラフルな教会。
シュールなお顔の天使がいっぱい飛んでいます。
後で調べてみると、この教会は地球の歩き方 中米2014-2015の表紙になっているようでした。
道を戻って、ウエウエテナンゴから約4時間。
ソロラという町に到着。
ソロラの民族衣装はウィピルには珍しく袖がついているのが特徴で
襟の形もV字になっていて絣の織物に動物やお花の機械刺繍がしてあります。
写真は市場の中の様子。
この町もトドス・サントスほどではないですが、
男性が民族衣装を着ている姿を見ることが出来ます。
男性が腰に巻いているのは毛織物。
標高約2,100mに位置するのでソロラは朝晩かなり冷え込むそうです。
市場には野菜や果物などの生鮮品の他に
素焼きのカップ、蝋燭立や、
チョコラテ、シナモンなどの香辛料が売っていたのでみなさん気になるものをお買いもの。
香辛料などは手作りのはかりで量って売ってくれました。
こちらは市場の中で後光が差しているように見えたお花売りのおばあちゃん。
何だか目を引かれる美しさでした。
活気のあるソロラの市場を後にして、道を下りパナハッチェルへ。
ここから先の道では”世界で一番美しい”とうたわれたこともある、
アティトラン湖を望むことが出来ます。
わくわくしながら湖の方を眺めていたら・・・
現れたアティトラン湖は残念ながら霞みの中。
晴れていたら、真っ青な空と、湖、その周辺の山々に
本当に感動する美しさなのですが、
それでも初めて見るアティトラン湖にみんなで車を降りて景色を望みました。
広大なアティトラン湖の
右に見えるのがサン・ペドロ火山で
左に見えるのがトリマン火山。
アティトラン湖は火山の噴火によって出来たカルデラ湖で
周りには3つも火山があります。
そこから、さらに下って30分ほどでパナハッチェルに到着。
それから、お昼ご飯。
パナハッチェルはアンティグアと並ぶ外国からの旅行客で賑わう場所で、
メイン通りのサンタンデールはお土産物屋さんがずらっと両側に並んでいます。
ということで、ホテルに着いたら買い物タイム。
夕食まで自由行動。
夕食は、カフェ・ピングイーノ(ペンギンカフェ)というレストランで
お隣のテーブルの団体さんに便乗して、
オーナーさんとその娘さんによる民族衣装の説明を聞いたり、
トルティーヤ作りを体験したり。
予定外の体験に満足しつつ、これで4日目も無事に終了。
いよいよ翌日は生産者の町サン・フアン・ラ・ラグーナへ向かいます!